自粛自粛と買い出し程度の用事でしか動くことが出来なかったこの一ヶ月でしたが、ようやく先週から職場が再開となりました。時短営業、密を避けるための少人数制での再開ですが、みなさまのお元気そうなお顔を見ては人と会うということは嬉しいことなんだなーと噛み締めたりして。しかし一ヶ月のブランクって怖い。このひとつき、忘れないようにと一日の中で一時間程度はオフィスの勉強したり、課題作りなどしていたのにやっぱり現場とは違う。こんなにもさっぱりと忘れることができるのだと呆れつつ、リハビリ中です。
かつて歴史の授業の中で、コレラの流行や、ペストの流行などを学びました。まあ、食糧事情も衛生観念もよくなかっただろうし、医療だって今ほどではなかっただろうから大変だったんだろうなくらいにしか思っていなくて、自分は現代に生きているから関係ないとさえ思っていました。今は食糧事情も衛生観念も医療も昔の比ではないほど充実しているのに、それでも起こりうることなのだということを知りました。
この一ヶ月、マスク作りにハマっていました。
そもそも裁縫は大嫌いな部類で、家族がボタンが取れたと言って持ってきてもやる気になるまで数日を要したりしていたほどでした。それがなんだか作り始めたら楽しくて、ミシン持ってないのでひたすら手縫いでしたが、少しずつ形になっていくおもしろさは絵を描く過程と似てたり似てなかったり。どちらもある瞬間、無になれる。気がつけば夕方になってたり。他にも普段では思いつかないようなことを思いついたりして、あふれるほど与えられた時間をもてあますことなく退屈している暇もなく過ごせたのはありがたいことでした。
まもなく緊急事態宣言も解除される方向に動くようですが、中止、延期されたイベントやらの開催はまだまだ先になりそうですね。私も年末に和小物展への参加が決まっていたのですが、そちらは早い段階で中止となりました。そのかわり、会場での展示ではなく、ウェブ展示という形で夏に実現する予定となり、そのデータ作りもしていました。
去年も参加したイベントで、風呂敷を7種類くらいのデザインで作成したのですが、今年はデザインの種類は２種類です。出来たデザインは「京都のれん」様で本格的な風呂敷に仕上げていただき、ウェブで販売も予定しています。
また詳細はお知らせしますのでよかったら見てみてください。
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